Focus Time vol.003 -「集中」をコントロールしよう!-
vol.002では集中を計測してくれるアプリJINS MEME OFFICEの基本機能を紹介しました。
そのアプリを使って、どうやって集中をコントロールするか?
今回は本当の実践方法について紹介したいと思います。
誰でも集中状態に入れる手軽な方法はない??
多分ですけど、ないと思います。私たちが知らないだけかもしれませんが。
理由は簡単、「絶対これなら大丈夫」って方法を聞いたことないからです。
そんなものがあったら、もうみなさん知ってるはずですよね。
今は仕事や勉強している環境や内容も人それぞれです。
仕事や勉強以外にも、家事や趣味など「集中」を発揮したい目的も人それぞれです。
それらを一つで解決してくれる方法って、さすがに無理がありますよね。
でも一つ一つのメソッドは、合う人には合うのは確かです!
例えば、座禅を組むのはとても有効だと思います。
ただ毎日の仕事前に/本を読む前に/勉強する前に、オフィスで/家で/ファストフード店で実践するのはかなり大変です。
そろそろお気付きですね。
大事なのは「自分にあった方法を見つける」ことです。
JINS MEMEではそれを「自分だけの集中パターン」と呼んでいます。
さらに、自分の環境は毎日少しずつ変わっていきます。それにあわせて「自分だけの集中パターン」もアップデートが必要です。
パターンを見つけて、日々アップデートしていく
これが集中への近道だと思います。
「気分が乗ってるから集中できる」も実は違う??
これもvol.002でふれましたが、
集中できる状態でやる気がみなぎっている → だから集中できる
というわけではないそうです。
本当は、
作業に取り掛かる準備ができている → 作業に意識を向けやすくなる → 手を動かすことで作業に没頭できやすくなる
ということらしいです。
集中がやる気とか気持ちの問題ではなく、準備の問題。
ということであればコントロールしやすく感じませんか?
まずはJINS MEME OFFICEでTPOを記録しよう
ここからいよいよ「自分だけの集中パターン」を見つけるためのアクションです。
まずはTPOを記録することから始めましょう。
- T:time=時間(いつ、何時頃に、午前に、午後に、何曜日に・・・)
- P:Place=場所(会社、カフェ、自宅、電車・・・)
- O:Occasion=場合(何をしていたか?)
この3つを記録し、その時々集中できていたかをノートか何かにメモをしていきましょう!
って書いている本や記事は信用しないほうがいいですよ・・・。
そういう本の大半が大事なことをわかっていません!
こんな記事を見かけたからメモをしていたんだけど、めんどくさくなって辞めちゃった。。。やる前から結果が見えてますね。
でもTPOを記録して自分だけの傾向を知ることは集中をコントロールする上で大事です。
だから、JINS MEME OFFICEに「スプリント」を追加したんです。
簡単に入力(選択)するだけです。
いつ、どこで、何をしていた時、どのくらい集中できていたか。をアプリが記録してくれます。
さらに先日アップデートで追加された「カレンダー保存」機能を使えば、iCloudカレンダーなどに自動保存してくれます。
週や月で自分の作業状況を確認したり比較したいときは、普段使っているカレンダーの方が便利ですよね。
TPOと集中時間を記録するだけで自分だけの傾向がたくさん見えてきます。
- ・金曜の午後は細々した作業で集中しやすい(会議がないからかな?)
- ・金曜の午後に作業するのが勝ちパターンかと思ったら難しい作業は集中できなかった(疲れてるからな)
- ・難しい作業がハマるのは水曜の午前ということが判明!!
といった感じ。
記録し続けることで、自分のパターンがどんどんアップデートされていきます。
この作業、記録し慣れてきたら結構楽しいですよ?
TPO記録と振り返りのポイントはなるべく早く振り返ること。細かいことは忘れちゃうから。
振り返りの精度を上げるため、正確に記録すること。自分でメモ書き、なんて高負荷な方法はやめましょう
結局は続けること、です。
TPO+α
作業の準備が大切。と前述しましたが、TPOから見つけた勝ちパターンを実践することがその「準備」です。
ここまででも十分集中できる環境を用意できてはいますが、さらに自分の集中勝ちパターンを完成させるために必要な要素が「+α」。
この「+α」にこそみなさんの特徴が出てきます。
意識的にしていること、そういえば無意識だけどこんなことしていたな。
そんな「いつもしていること」が「+α」です。
今までいろんな方々にお話を聞いた中では、こんなことをしている人がいました。
- ・手を洗う
- ・ストレッチ
- ・オフィス内をぶらぶら歩く
- ・話しかける(けっこう迷惑)
- ・コーヒを入れる
- ・必要そうな資料を準備する
- ・スマホの通知を切る
- ・水を飲む
- ・音楽を聴く(イヤホンをする)
- ・メールを返信しちゃう
などなど。
一時的なリラックスに効果があるものや、科学的な根拠はないけど自分にうまくフィットしてやり続けちゃうことなど、これは本当に聞いた人の数だけ答えがありました。
これから○分以内にこれを仕上げて…と自分に一度ストレスをかけて、その後リラックス。
このステップが集中しやすい準備として効果があるようです。
皆さんにとってピンとくる「+α」はありますか?
TOPの次はこの「+α」を試して効果があるものを継続してみましょう。
ここでも大事なのは振り返りの精度です。
このとき良かったのか
あ、これをやったときだ
次もやってみて効果があったら続けよう!
あれ、この作業の時はイマイチだな
この作業の時はあれやってみよう
この繰り返しです。
そうやって意識的に自分の「集中勝ちパターン」を見つける作業がいちばんの近道と言えるかもしれませんね。
次回は実際に「集中勝ちパターン」が見つかるまでのデータや振り返り方を紹介してみようと思います!