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Focus Time vol.010 – トップアスリートと集中:カーリング山口剛史選手 –

REPORT 2018.09.13

 

JINS MEME OFFICEは、JINS MEMEの三点式眼電位センサーで取得した目の動きを解析し、「集中状態」を計測することができるアプリ。
 
自分の「集中状態」を知ることで、いつ・どこでなら集中できるのか?という自分の集中パターンを知ることができるはず。
自分の集中パターンを知ることで、効率よく質の高い働き方が実現できるはず。
 
JINS MEME OFFICEはそんな思いで作っているアプリですが、実はトップアスリートにまで活用の輪が広がっています。
 
今回はその一人、平昌五輪男子カーリング日本代表、SC軽井沢クラブ山口剛史選手から伺ったお話を紹介します。
 

試合が始まっても集中できていない、という課題をずっと抱えていた

 
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↑五輪開幕直前にも関わらず山口選手にお越しいただきました。この後、日本中が熱狂する2週間が始まりました。
 
「氷上のチェス」と言われるカーリング。
 
限られた時間の中で攻め方・守り方を判断するというアタマのパフォーマンスと、疲労や氷の状態など常に変化していくコンディションの中で正確なショットを投げ続けるカラダのパフォーマンス
カーリング選手の皆さんはアタマとカラダの両方を酷使しながら2時間半〜3時間という長い試合を行っています。
 
そういう過酷な試合の中でパフォーマンスを安定させるために必要なのが集中力
 
集中することの大切さについて、山口選手はこう話していました。

これまでスロースターターというか、試合開始直後は気持ちがノレていないなぁ、という課題意識を持っていました。
前半のショット成功率が低かったんですよ。
世界のトップチームに勝ちきっていくためには、このままではいけないと考えていました。

 
JINS MEMEと出会う前から「集中」することへの課題意識を持っていた山口選手
では、どのようにして集中トレーニングが活用されていったのでしょうか?

 
 

JINS MEMEと出会い、独自で確立した「山口式集中トレーニング」

 
山口選手は2017年夏にJINS MEMEJINS MEME OFFICEに出会います。
「集中」への課題意識をすでに持っていた山口選手は積極的にアプリを使用し、独自のトレーニング方法を作り上げていきます。
 
そしてたどり着いたトレーニング方法「山口式」とは、
 

  • 試合(練習)開始15分前に5分間の計測。
    その際、座って画面をじっと眺めて、集中ポイントは80点超えるまでの時間を記録する

 
というトレーニング方法でした。
 
この効果について山口選手はこう話してくれました。

やり始めた時は80点超えるまで3分以上かかっていたんですが、最近は1分かからなくなりました。
スッと何かに集中することができるようになった気がします。
 
あと、試合開始の直前にするのもとても効果がありました。
入場や選手紹介、休憩などで集中が切れる場面はたくさんあります。
でも直前に集中したという経験が体に残っていると、その集中状態に戻りやすいということに気づいたんです。

 
山口選手「すぐ戻れる」という感覚、実は脳科学の先生も同じ話をされていました。
集中していたタイミングが今この瞬間から近ければ近いほど思い出しやすく振り返りやすい。と。
 
この「山口式」を導入してから山口選手のパフォーマンスは安定し、2017年後半の好調につながったのでは?と考えると、とても嬉しいお話でした。

 

大躍進を遂げた平昌、そして大舞台だからみえた新しい課題

 
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↑大会期間中に山口選手が送ってくれた写真。とても嬉しかったし、応援の熱がさらに上がりました!
 
そして2018年2月に開幕した平昌五輪。男子カーリングは長野以来20年ぶりの出場でした。
初戦の強豪ノルウェー戦での勝利から始まり、最終戦の韓国戦までほぼ毎日熱戦が繰り広げられていましたね。
 
結果は8位!惜しくもメダルには届きませんでしたが、4年後の北京にとっておきましょう!
 
山口選手は五輪期間中もこれまで通り毎日JINS MEMEを使用してくれていました。
大会終了後にお話を伺った際、新しい課題が見つかったと教えてくれました。


大会中もJINS MEMEをいつも通り使用して集中状態を作ってから試合に望んでしました。
今回初めてオリンピックという舞台に出てわかったんですが、独特の緊張感や高揚感がすごくて、自分をコントロールしきれなかったということです。
試合が終わっても興奮状態が続いてなかなか寝付けなかったり。。
一旦リセットして切り替えなきゃ、とは思っていたのですが、一回高まってしまったものを切ってしまうのが怖いというか、また同じ状態にに戻れるか不安で、切り替えできていない状態が続きました。

 
かなり深く集中できていたので最終戦前までのショット成功率が全体の3位くらいに入っていたんです!
でも最終戦、うまく切り替えられなかったために、カラダもココロも披露しきっていて限界でした。
結果ミスが多く、ショット成功率も落としてしまいました。
 
今回うまくできなかった「休憩して切り替える」ことは経験値の差だと思います。
これからの4年間で休憩するスキルも身につけて、さらに成長したいと思っています。

 

4年後へ向けて、カラダのパフォーマンスもデータ化していく

 
これまでのエピソードからもわかるように、山口選手は自分を高めるための情報蒐集やトライにはとても積極的な方です。
もちろん、そういう方だからこそ、世界の舞台で活躍できるんだと思います。
JINS MEME以外にも、ラムネやアロマなど集中するために効果のありそうなものはトライし、自分にフィットするものは継続してします。
 
そんな山口選手JINS MEMEのカラダの動きを計測する機能にも興味津々。
そいうことで、先日SC軽井沢クラブのホームリンク「軽井沢アイスパーク」に行ってきました!!
 
その時計測したトップアスリートのデータは次回紹介しますのでお楽しみに!!